LOVE&RHYTHM

Love&Rhythm

尊敬やまない田鹿さんのサンサン時代唯一のフルアルバム。
いつの間にか東京来てたらしく。
そうは言っても東京っぽいというよりは相変わらず京都っぽい。
そうは言ってもたじぃは新潟だし矢野君は東海だ。
何を以って地方を確定するのか。
くるりは京都全開だよね。サンサンは、そこまでじゃない。
あんなにもっさりしてない。
くるりが京都の寺なら、サンサンは近代建築。
でも東京の香りもしない。

そんなのどうでもいい。
ただひたすらポップで熱く、かつさわやかである。
こういう音楽って作ろうと思って作れるもんじゃないよ。

なんかさ、自分は無力感とか感じるときあるけどさ、
たじぃはいつになったら歌手やんだろかとか思って
いつもブログ見てるけどさ、
この人は自分の時間で生きていて、
その中でこの歌を生むわけだからそれでいいんだよ。
そして生まれた歌たちを
心地よく聞く自分が、彼の存在を肯定しているわけで。
もうね一日こればっか。ぜんぜん飽きる要素にあたらない。

好きなことやってさ、うん、笑い続けてたいよね。
歌ってくれる人がいるだけでそう思ってていいんだって思うじゃん。
無意味なんてことなくて、どっかで、つながってるんだな。
田鹿さんには、ちょっとずつでもずっと歌っていてほしい。
あたしが働くことも、遠くの誰かのためになってるのかもしれない。