11月30日

昨日見てまわったなかで気になったところに行ってみることに。
まずは映画の舞台ノッティング・ヒルへ。
なんてことのない普通の地方の街です。高級住宅街なんですね。
マーケットがあったはずなんだけど、駅から遠いみたいだし、平日で出店に期待が持てない(あと今回の目的は買い物ではない)ので街をうろうろしておしまい。
地下鉄を乗り継いでトラファルガー・スクエアへ。もう、地下鉄はわが足のようです。東京の地下鉄なんかよりはるかに分かりやすいし、乗り換えもそんなに歩く必要がありません。そんな感じで、ピカディリーから昨日来た道をたどり、あのだだっ広い広場に到着。遠足か何かでしょうか、子供たちがハトを追いかけていたり、ヨーロッパ系のカップルがいたり、そこには観光客しか居りませんでした。そこでベンチに座り、写真を取ったり彫刻?を眺めたり、ガイドブックを読んだり、普通にくつろいでる日本人=私。少し寒かったけど眺めのよいところでした。
次はロンドン・アイへ。BA(ブリティッシュ航空)の作った世界最大の観覧車。一目見てその形に夢中になった私なのです。
http://www.ba-londoneye.com/ 見れば、分かるさ。
買った、乗った、見た。すごいよーロンドン。きれいだよーロンドン。
昔の人は言ったとさ・・・人生に飽きても、ロンドンには飽きることはないってね。
あ、ちなみにひとりで乗車しても、ひとりぼっちで空を眺めるわけではなく、知らない人と10人くらいで1カプセルです。休日はすごく込むらしい。
ロンドンアイは21世紀のロンドンのランドマークになるでしょう。次来ることがあったら、真っ先に乗りたい。絶対乗りたい。
興奮冷めやらぬまま、ロンドンアイの見えるパブでお食事。問題のフィッシュアンドチップスですわ。あー。
フライドポテトと鱈のフライですわ。ありえない大きさ。すみません、ビール、ください。ハイネケン。昼間からビールかよ、と思いながら何とかやっつけました。トミーの体脂肪率が2%上がった。
午後はあの大英博物館へ。でもいきなり道に迷いました。世界的観光地なのにあの分かりにくさはなんなのでしょう。やっとたどり着いたのですが、印象としては「わけのわからないもんがいっぱいある」というかんじです。コレクションとしてはオタク級ですが、面白いかと言われたら、それはどうだろう。でもまあ、これがある限りこの国は滅びずに済むだろうな。
大英博物館で気になったのは、エジプトの猫と、いわき〜北茨城地域の方言を話す修学旅行生の集団くらいでした。なんでここまで来て、地元訛。いやでございます。
Baker St.に帰ってきて、スーパーで買い物。ラップサンドを買って、お茶を買って。レジのお兄さんに20ポンド出したら「細かいお金ないの?」と聞かれ、たまってたコインを全部出す。(それまでに買い物をした時は細かいお金があっても、出すのを待ってくれなかった)おつりを受け取って、財布に入れずにそのまま出ようとしたら、「いいから、全部財布に入れてきな」と言ってくれたり。ロンドンであった親切な店員ナンバーワンだ。絶対忘れない。TESCOのお兄さん。ちなみに黒人。
部屋に帰ってBBCを見ながら食べる。夜はすることがない。本は飛行機で読み切ったし、充電が出来ないからMDやCDは持ってきていないし。手紙を書こうにも届く頃には帰国しているし、国際電話はかけ方が分からない。ホテルの部屋にあった電話帳を読んでいた。タウンページみたいなもの。でもすぐに飽きて、ベッドに転がって、荷造りをした。
明日このホテルを出る。