SWEET 19 BLUES

SWEET 19 BLUES

SWEET 19 BLUES

1996年だって。
400万枚くらい売れたんじゃなかったっけ?
でもまぁ、2005年の今、何を今更、と言う感じは否めず、
中古CDのコーナーではただ同然で売られています。あたしもそれを買いました。
その当時アムロは社会現象で、TVは出ずっぱりだし、
喋り得意じゃないのにレギュラー番組まであった。
そのアムロが出すアルバムなんだから、売れるのは約束されていたようなものだった。
中身がスカスカだって、同じだけ売れたと思う。


でもね、このアルバム、すごいんだよ。


彼女9年前から、今と同じHip-Hopをやってたんだ。
まだ不慣れなりに、R&Bが大好きで、乗りこなそうとしていたんだ。
かわいいだけのアイドルの仕事じゃない。
理解するリスナーが本当に400万いたとは思えないけど、
とりあえず彼女は、世間の期待より、自分のやりたいことを貫いていたんだ。


もっともその当時のあたしは
小室哲哉が稼ぎすぎている音楽市場が嫌で、このCDは食わず嫌いをしていたけれど。


今になって耳が追いついた。
カッコいいです、このアルバム。
9年経っても全然色あせないどころか、
時代が追いついて、さらに良くなってる。

棚の中で眠らしてるあなた、再聴。
食わず嫌いのあなたも、見つけたらぜひゲットして。オススメ。