12月3・4日

いよいよ、日本に帰る日。

早起きして朝食を取って、チェックアウト。ホテルマンホントいい人だぁ。また絶対くる。
重たい荷物を抱えて駅まで向かう。たあたた、タクシー!うそ。駅まで徒歩5分。

広いパディントンの駅。ヨースシ。クリスマスツリー。スターバックスパディントン・ベア。通勤の人たち。チラシ配りのお兄さん。ああ、なんかすべてがいとおしく思える。
さようなら、パディントン。さようなら、ロンドン。

空港までヒースロー・エクスプレスに乗る。
これで空港まで直通。さすがに、混んでますね。でも満員ってこともないけど。

空港に着く。そういえば、出国の手続きって、どうやるんだろう?よくわからないまま来ちゃった。
とりあえずガードマンに聞いてみた。私のつたなすぎる英語を察して、詳細にガイドしてくれた。ロシア航空、遠過ぎなんだよ!とりあえず日本人を発見したのでホイホイと着いていく。楽でよろしい。
免税店でお水とお菓子を買う。待合所でインターネット。これでポンド硬貨は全部使ってしまった。あーあ。
日本人が話しているのを聞くと飛行機の到着時間は未定とのことなので、免税店を一通り見て歩く。ハロッズバーバリー、あれこれ。退屈はしなかった。

やっと来た飛行機に乗り込んで、なかなか出発しない機内の中で。
やけに、日本人が、多い。
比較的リーズナブルなロシア航空は、成田へのトランジットがその日のうちに終わる便が一週間に2本。その2便のうちの一便だ。そりゃ多くもなる。
モスクワまで乗り合わせたのは日本人男性。33歳くらいの、太い目の方。
彼が通路側で寝ちゃって、申し訳なくて動けなかった。

モスクワでトランジット。時間はあったみたい。ロシアは夜、の印象がついてしまった。
ロシアと言えば、ウォッカ
誕生日を迎えるサークルの友達に買って帰ろう。
7ユーロ。ロシアってユーロだったっけ。まあいいや、ユーロ持ってないから、カードでお支払い。世界で使えるカードで良かった。この利便性、プライスレス。そりゃヨーロッパはカード社会になりますよね。うんうん。
おばさんの集団と飛行機を待つ。ロシアやロンドンにおばさまがエコノミーで個人旅行に行く理由って、何?穴で韓国ツアー行けばいいじゃん。なんで?オペラ座ピロシキ

モスクワー成田間では新聞のサービスがあった。朝日と読売を読む。隣のおじさんはスポニチ。いやいや、日本人ばっかり。乗務員はロシア人ばっかり。
ここからが長い。機内食は3回、映画が2〜3本。なんか、見たこともない映画でした。英語の字幕でなんとか見ました。最後の頼みのワーナーブラザーズは20分で終了、ダイビングの映像に。つまらないんだけど、他にすることもないので、画面を見つめていた。機内の読み物は新聞と「ロシア航空旅のお供(タイトルは適当、もちろんロシア語オンリー)」だけなのです。今更ロンドンのガイドブックを読んでも悲しくなるし、持ってきた本なんてとっくに全部読んださ。しかも眠れない。

すんごい睡眠不足とえらいジェットラグ。成田、ふらふら。
ケータイの電源を入れたら、うがーっとメールが。
ああ、日本語活字。新鮮情報。帰国後初メールだ!
日本の空港は、日本語が通じて、いいですね。携帯も使えるし。

電車を乗り継いでつくばに戻る方法もあったけど、今の体力じゃ無理だよ。
多少お金はかかるが、直通の高速バスに乗り、横になって眠る。みっともないと思われてもいいよ、乗客7名だし。

どんな道を通っていたのかも、よくわからぬまま。
つくばセンターに到着。つくつくくんに乗って、天久保に到着。日本のバス、安いね。

とりあえず家に帰ってカップラーメンを食べました。
麺類中毒なのです、ずずーっとしたかったんです。何でも良かったんです。
機内食は食が進まなくて空腹だったんです。ああ、生き返った。

そこからネットにつないでブログを書いて、メールチェックをして。
夜は飲み会に繰り出し、しかも2本立て続けに。
どうだった?と言われても一言ではいえずに困りました。
バイト先のみなさんには何も言わずに行ってたので、「ちょっとロンドン行って来た」と言ったら反応は様々でした。

まあそんな感じで、日本での日常に復帰したわけです。
12月3日は、いつの間にか終わっていました。